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国鉄クモハ485形交直流制御電動車
JNR Type "KUMOHA-485" Serease 0 DC and AC Control Morter Car
クモハ485-4[分オイ] 2007.10.7 小倉駅
▲クモハ485-4[分オイ] 小倉駅 2007年10月7日
 クモハ485形0番台は、九州内の特急「有明」「にちりん」の増発と短編成化による先頭車不足を補うために、1984年から1985年にかけて小倉工場と鹿児島車両管理所、および幡生工場でモハ485形を種車に改造して登場した制御電動車である。
 改造は、モハ485形の前位側にクハ481形300番台と同様の運転台を接合するというもので、運転台直後には空気圧縮機(CP)と110kVAの電動発電機(MG)を設置する機器室を設け、さらにその後ろに出入台を設置している。そのため、定員は56名となり、外観も運転台の後ろに機器通風用のルーバーを備え、さらに側扉が続くという特徴的なものとなっている。このような少しばかり「変わった」車両は筆者の個人的な好みで、幼少の頃に祖父に連れられて旅行した際に、博多から西鹿児島に向かう「有明」で、このクモハ485形に乗った思い出がある。
 全部で15両が改造され、南福岡電車区や鹿児島運転所、大分運転所に配置された。国鉄の分割民営化により全車が九州会社に継承され、民営化後は、アコーモーディションの改善工事や、従来の特急色から赤一色という、九州会社独特の塗装(RED EXPRESS塗装)が施されるなどの改善工事を受け、現在も九州内の特急列車に運用されている。また、一部は赤色ではなく緑色一色の塗装(KIRISHIMA EXPRESS塗装)を施されているものもある。
 写真はクモハ485-4は、大分車両センターに配置され日豊本線の特急「にちりん」に運用され、終着の小倉駅に到着し折り返しの一時を過ごしている姿である。種車の製造からかなりの年月が経っているので、車体の痛みが隠しきれない姿になってきてはいるものの、今日においても、改造の目的であった短編成を組み、特急列車としては短い3両編成を組んでいる。
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