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国鉄モハ781形交流電動車
JNR Type "MOHA"781 Electric Cars
▲モハ781-8[札サウ] 2006年8月6日 旭川駅
■クモハ781形(1-14)
 781系電車の中間電動車で、サハ780形またはクハ780形とユニットを組む。781系電車は国鉄新性能電車の基本となった電動車ユニット(MM'ユニット)ではなく、電動車と付随車の比率が1:1で設計された。そのため、電動車には主制御器や主電動機などの主回路を構成する電装品が装備されているが、一方で集電装置や変圧器、整流器などは付随車に装備する方式が採用され、国鉄の電車でも異なっている。これは、運用する北海道総局の意見を可能な限り採り入れた、いわば北海道専用車としての産物である。
 製造当初は他の特急形電車と同様に、客用扉が1か所のみであったが、快速「エアポート」の運転開始により781系電車も使用されることから、乗降時間の短縮を目的に客用扉の増設改造を受けている。ただし、他の形式とは異なり、床下機器の配置関係から車端部ではなく、客室の途中に増設扉を設置したため、車端部の2列8席が孤立した配置となった。全部で14両が製作され、分割民営化により全車がJR北海道に継承され、引き続き札幌近郊圏の特急列車「いしかり」「ライラック」「すずらん」「ホワイトアロー」などで使用された。2007年のダイヤ改正から運転される特急「スーパーカムイ」用の789系1000番台の増備と、785系電車の運用見直しや781系電車自体の老朽化などにより、同年に全車が廃車となり形式消滅した。
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