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JR貨物 EF81形交直流電気機関車[450番台] / EF81 451
Japan Freight Railway Company(JR-Freight) Type EF81 Serease450 Electric Locomotive
EF81 451 [門] 1991.7 門司機関区
▲EF81 451[門] 1991年7月 門司機関区※
 EF81 451は、貨物会社の新鋭であるEF200形とは違い、国鉄時代に設計されたEF81形の改良型として民営化後に製造されたいわばリピートオーダーである。とはいっても、従来のEF81形そのままではなく、時代にあった改良が施されていて、乗務員の労働環境改善のために運転台には冷房装置が設置された。今日では機関車の冷房装置は当たり前になりつつあるが、この頃はまだ稀少な存在で、EF66形100番台とEF81形500番台、そして新開発のEF200形とEF500形にしか搭載されてなかった。しかも運転台に合わせた小型の冷房装置は開発途上だった。筆者も仕事で機関車に乗務した経験があるが、確かに夏場は地獄の暑さだったから、機関士にとってこの冷房装置つきの機関車乗務にあたれば天国だったと思う。
 EF81形450番台は、1991年のダイヤ改正で本州−九州間の貨物列車増発に対応するために、関門トンネル仕様の300,400番台の増備機として登場した。先に富山に配置された500番台をベースに、重連総括制御装置を追加、ジャンパ線も両渡り構造となるなど、関門トンネル仕様を追加した。車体も特徴的で、従来は上部にあった前照灯は腰部に下ろされ、尾灯と一体になった角形のライトケースに納められていて、少し印象が変わっている。塗装も従来の赤13号一色ではなく、JR貨物標準色(後の更新色)となったが、交直流機であることを示すため、乗務員扉は赤13号で塗られている。
 全部で五両が製造された。451号機の新製配置は門司機関区で、今日に至るまで異動はない。ただし、二次形の453号機以降は富山機関区に転属しているので、門司機関区配置の450番台は452号機と2両にとどまっている。後継のEH500形とともに、関門トンネルを重連で往復する運用を主に活動している。
 写真は新製間もない頃で、仕事を終えて帰宅しようとしたときに、新鋭の450番台を見つけて撮影したもの。夕方の門司機関区を先輩の300番台、400番台とともに幡生に向かう前に待機している。

※門司機関区構内にて許可を得て撮影
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